包丁いらずレンジで5分!朝ごはんにぴったりの中華風たまごスープごはん

レンジで簡単!中華風たまごスープごはん

忙しい朝でも、しっかりと栄養を摂りたい方へ。
今回は、レンジだけで作れる「中華風たまごスープごはん」をご紹介します。
包丁いらずで5分以内に完成するので、忙しい朝の朝食にもぴったりです。

材料(1人分)

  • 温かいごはん…150g
  • 卵…1個
  • 水…200ml
  • 鶏ガラスープの素…小さじ1
  • 青ねぎ(冷凍でも可)…適量
  • ごま油…小さじ1

作り方

  1. 耐熱ボウルに水と鶏ガラスープの素を入れ、ラップをして600Wで2分加熱します。
  2. 卵を溶き、スープに少しずつ回し入れて軽く混ぜ、さらに600Wで1分加熱します。
  3. 温かいごはんを器に盛り、2のスープを注ぎ、青ねぎとごま油を加えて完成です。

 

栄養のポイント

卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養価が高く、特にビタミンB群(B1・B2・B6など)が豊富です。これらは糖質や脂質をエネルギーに変える働きを持ち、朝の脳や体のエネルギー供給をサポートします。

さらに、卵黄に含まれるレシチン(ホスファチジルコリン)は、神経伝達を支える重要な成分で、記憶力や集中力の維持に役立つとされています。

卵由来のレシチンは、脳内の神経伝達物質アセチルコリンの合成を促し、情報処理をスムーズにする働きも報告されています 。

また、免疫制御や抗炎症作用、さらにはHDLの機能向上やコレステロール代謝への良好な影響も指摘されています 。
レシチンは細胞膜の健康維持にも役立ち、脳の情報伝達をスムーズにする重要な栄養素です。

スープ仕立てにすることで、水に溶けやすい水溶性ビタミンのビタミンB群がスープに溶け出しても無駄なく摂取でき、体を内側から温めることができます。

 

こんなときにおすすめ

  • 朝から頭をしっかり働かせたいとき
  • 勉強や仕事の前のエネルギーチャージに
  • 簡単に栄養バランスを整えたいとき

 

夏は特に、エアコンの効いた室内で知らず知らずのうちに身体が冷えていることも。

温かいスープごはんで、身体も心もぽかぽかな1日を過ごしてくださいね◎

 

参考文献

1. Zhao et al. “卵黄レシチンの抽出・物理化学的特性・生理機能と応用.” 2023年1月17日.

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9853391/

2. Azarcoya-Barrera et al. “卵由来ホスファチジルコリンが高脂肪食ラットの免疫機能を改善する可能性.” 2022年2月15日.

https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8847771/

3. PubMed Review. “卵リン脂質と心血管の健康に関する総説.” 2015年4月8日.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25871489/

 

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もち元ヤングケアラー×管理栄養士
元ヤングケアラーで管理栄養士のもちです。 昔の私と同じように悩んでいる人の力になりたいと思い、ブログで私自身のヤングケアラーとしての経験を発信しています。 ヤングケアラーの存在をもっと多くの人に知ってほしいと思っています。 統合失調症の母のケアの経験と心と身体に栄養を届ける時短レシピをシェアしていきます。