今、頑張りすぎていませんか?
「もっと頑張らなきゃ」
「私しかいないし…」
「迷惑をかけないように…」
そんなふうに、自分のことを後回しにして、毎日を必死にこなしていませんか?
本当は苦しいのに「つらい」を言えなかった。
弱音を吐くことに罪悪感を感じていたり…。
そんなあなたにまず届けたい言葉があります。
「あなたの心と身体が一番大切だよ。」
私自身も、そうでした。
私は学生時代から、統合失調症の母を支えながら、家事・勉強・バイトをこなす日々を送っていました。
母の体調が悪くなると、学校から帰ってきて家事をやりながら、母の様子を見守り、バイトがある時はバイトに行き、学校の課題などをしていました。
「私がしっかりしなきゃ」ーーーそう思っていました。
社会人になってからも、母が体調を崩すまでは、仕事にも集中することができていたけれど、
体調が悪化してからは、母の見守りと家事で精一杯に。
母の統合失調症にはこんな症状がありました
・幻覚(誰もいないのに声が聞こえる、何もないのに「ある」と感じる)
・被害妄想(「監視されている」「盗聴されている」「思考を読み取られている」など)
などです。
これらの症状が強く出ていた時期には、家から飛び出そうとする母を必死でとめるなど、仕事どころではありませんでした。
※母との日々や統合失調症については、別の投稿で詳しく書きますね。
そんな生活の中で自分の時間はほとんどなくなり、気づけば心も身体も限界になっていきました。
適応障害と、発達障害グレーゾーンの診断を受けたとき、初めて気づきました。
「自分の人生なのに、自分を大切にできていなかった」
「家族のために生きすぎていたのかもしれない」
「休んでいい」「自分を大切にしていい」
私は、適応障害と診断されて、立ち止まらざるを得なくなりました。
その中で、ようやく「自分をいたわること」の大切さを知りました。
無理している自覚はなかったけれど、気づけば限界が分からなくなっていて、
気づいたときには自分が壊れていました。
だから、今は心の底から思えます。
自分を大切にすることは、わがままじゃない。
休むことは、甘えでも怠けでもない。
未来の自分や大切な人を守るための大事な選択です。
あなたも、自分を後回しにしないで。
もしかしたら今も、毎日を頑張りすぎているかもしれません。
でも、ほんの一瞬でもいいから、立ち止まってみてほしいです。
「私の心と身体は、今どう感じてる?」
このブログでは、そんな問いかけに寄り添いながら、ヤングケアラーとしての経験や心と身体に栄養を届けるヒントを綴っていきます。
あなたが少しずつ肩の力を抜いて、自分を大切にできるようになりますように。
この場所が、そのきっかけのひとつになれたら嬉しいです。
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