①”頑張りすぎているあなたへ” まずは、心と身体を大切にしてほしい

今、頑張りすぎていませんか?

「もっと頑張らなきゃ」

「私しかいないし…」

「迷惑をかけないように…」

そんなふうに、自分のことを後回しにして、毎日を必死にこなしていませんか?

本当は苦しいのに「つらい」を言えなかった。

弱音を吐くことに罪悪感を感じていたり…。

そんなあなたにまず届けたい言葉があります。

「あなたの心と身体が一番大切だよ。」

私自身も、そうでした。

私は学生時代から、統合失調症の母を支えながら、家事・勉強・バイトをこなす日々を送っていました。

母の体調が悪くなると、学校から帰ってきて家事をやりながら、母の様子を見守り、バイトがある時はバイトに行き、学校の課題などをしていました。

「私がしっかりしなきゃ」ーーーそう思っていました。

社会人になってからも、母が体調を崩すまでは、仕事にも集中することができていたけれど、

体調が悪化してからは、母の見守りと家事で精一杯に。

 

母の統合失調症にはこんな症状がありました

・幻覚(誰もいないのに声が聞こえる、何もないのに「ある」と感じる)

・被害妄想(「監視されている」「盗聴されている」「思考を読み取られている」など)

などです。

これらの症状が強く出ていた時期には、家から飛び出そうとする母を必死でとめるなど、仕事どころではありませんでした。

※母との日々や統合失調症については、別の投稿で詳しく書きますね。

そんな生活の中で自分の時間はほとんどなくなり、気づけば心も身体も限界になっていきました。

適応障害と、発達障害グレーゾーンの診断を受けたとき、初めて気づきました。

「自分の人生なのに、自分を大切にできていなかった」

「家族のために生きすぎていたのかもしれない」

 

「休んでいい」「自分を大切にしていい」

私は、適応障害と診断されて、立ち止まらざるを得なくなりました。

その中で、ようやく「自分をいたわること」の大切さを知りました。

無理している自覚はなかったけれど、気づけば限界が分からなくなっていて、

気づいたときには自分が壊れていました。

だから、今は心の底から思えます。

自分を大切にすることは、わがままじゃない。

休むことは、甘えでも怠けでもない。

未来の自分や大切な人を守るための大事な選択です。

 

あなたも、自分を後回しにしないで。

もしかしたら今も、毎日を頑張りすぎているかもしれません。

でも、ほんの一瞬でもいいから、立ち止まってみてほしいです。

「私の心と身体は、今どう感じてる?」

このブログでは、そんな問いかけに寄り添いながら、ヤングケアラーとしての経験や心と身体に栄養を届けるヒントを綴っていきます。

 

あなたが少しずつ肩の力を抜いて、自分を大切にできるようになりますように。

この場所が、そのきっかけのひとつになれたら嬉しいです。

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